ご依頼の流れ

お問い合わせから成果物の納品までの8つのステップ

IVY CORE BLENDへのご相談は、初回のお問い合わせから建物・環境条件の確認、技術的事項の調整を経て、お見積りのご提示とお客様によるご承認を経てはじめて正式に業務が開始します。ここでは、その8つの段階を詳しくご案内します。

プロセス

ご依頼から納品までの8ステップ

建物の規模やご依頼内容によって所要期間は異なりますが、基本的には以下の順序で進行します。

  1. 初回お問い合わせ

    建物の概要、緑化を検討しているファサード面積、緑化の目的(意匠性の向上、環境配慮の発信、プライバシー確保など)をお聞かせください。メールフォームまたはお電話にて承ります。

  2. 建物・敷地状況の確認

    立面図・配置図、現況写真、外装材の仕様、点検・施工時のアクセス条件(足場の要否、高所作業車の使用可否等)といった資料をもとに、建物側の条件を確認します。

  3. 環境条件の確認

    設置予定場所の日照条件、風の影響、降雨量など、植物の生育条件に関わる環境要因を整理します。周辺建物による日陰の影響も含めて検討します。

  4. システム・植物の比較検討

    建物条件・環境条件を踏まえ、登はん型・モジュール型などの緑化システムと、適した植物カテゴリーを比較検討します。複数の選択肢を比較資料としてご提示します。

  5. 技術的事項の調整

    支持構造、灌水・排水、維持管理に関する要件を整理し、構造計算や設備施工など有資格の専門家による確認が必要な範囲を明確にします。必要に応じて専門家との連携を調整します。

  6. お見積りのご提示

    業務範囲、想定される成果物、費用、消費税、諸経費、お支払い条件を明記したお見積書をご提示します。ご不明点があれば、この段階で遠慮なくご質問ください。

  7. お客様によるご承認

    お見積り内容について、お客様から書面またはメールにて明示的なご承認をいただいた時点で、正式な業務が開始します。ご承認前に業務に着手することはありません。

  8. 合意された成果物の納品とフォローアップ

    合意した範囲の成果物(比較資料、計画資料、植栽表等)を納品します。その後、維持管理計画の検討や、構造・施工に関わる専門家のご紹介など、必要に応じたフォローアップをご案内します。

仮想事例について
以下は、建築緑化プロジェクトの検討イメージをお伝えするための仮想的な事例であり、実在する顧客・案件・竣工実績を示すものではありません。
検討イメージ

想定される建築緑化プロジェクトの例

建物用途によって、検討すべき条件や緑化アプローチは異なります。以下は、代表的な建物用途を想定した仮想的な検討イメージです。

1. オフィスビルの緑化ファサード

想定される目的:エントランス前面の外壁に緑化ファサードを設け、来訪者への印象向上と環境配慮の発信を図りたいという想定。

建物条件(仮定):中層オフィスビル、外装はタイル仕上げ、南向き立面、周辺に高い建物が少なく日照は良好という仮定。

植栽アプローチ:耐寒性のある落葉性つる植物を中心に、間接支持型(メッシュ)による登はん型緑化を想定。

支持構造の要件:外壁から離隔を確保したメッシュ構造を検討し、固定部の防水処理が必要という想定。

水管理:地上部プランターからの灌水を想定し、自動灌水の導入を検討。

維持管理:年2回程度の剪定、灌水設備の定期点検を想定。

技術的な制約:外装タイルへの直接固定は避ける必要があり、支持構造の構造検討が別途必要という前提。

想定される次のステップ:構造エンジニアとの連携を経て、支持構造の詳細検討に進む想定。

2. ホテルエントランスのリビングウォール

想定される目的:エントランスロビーの壁面にリビングウォールを設置し、滞在体験の質を高めたいという想定。

建物条件(仮定):屋内設置、空調管理下にあり、自然光が限定的という仮定。

植栽アプローチ:耐陰性の高い植物を中心としたモジュール型パネルシステムを想定。

支持構造の要件:壁面下地の耐荷重確認とパネル固定方法の検討が必要。

水管理:自動灌水システムと給排水設備の新設を想定し、屋内のため防水対策を重視。

維持管理:月次点検、照明・空調条件に応じた植物の入れ替え計画を想定。

技術的な制約:屋内の自然光不足を補う補助照明の要否を別途検討する必要がある。

想定される次のステップ:システムサプライヤーと設備業者を交えた詳細仕様の検討に進む想定。

3. 小売店舗のグリーンスクリーン

想定される目的:店舗裏手の設備機器を目隠しし、景観への配慮を示したいという想定。

建物条件(仮定):独立した屋外スペース、建物躯体への固定を避けたい賃貸物件という仮定。

植栽アプローチ:独立構造に誘引するつる植物による緑化スクリーンを想定。

支持構造の要件:自立型の格子構造とし、風荷重に対する安定性を検討。

水管理:簡易な手動灌水、または小規模な自動灌水を想定。

維持管理:季節ごとの誘引作業、簡易な点検を想定。

技術的な制約:賃貸借契約上、原状回復の可否を事前に確認する必要がある。

想定される次のステップ:構造物製作業者との仕様調整に進む想定。

4. 集合住宅中庭のつる植物緑化

想定される目的:共用中庭の壁面に緑化を施し、居住者の憩いの場としての質を高めたいという想定。

建物条件(仮定):複数棟に囲まれた中庭で、部分的に日照が限られるという仮定。

植栽アプローチ:半耐陰性のつる植物を中心に、日照条件に応じた植栽配置を想定。

支持構造の要件:既存の外壁仕上げに応じた間接支持型構造を想定。

水管理:共用散水設備の活用、または新設を検討。

維持管理:管理組合による定期的な維持管理体制の構築が前提。

技術的な制約:区分所有建物のため、管理規約・合意形成の手続きが必要。

想定される次のステップ:管理組合との合意形成を経て、詳細計画に進む想定。

5. 商業施設の壁面プランター

想定される目的:ファサードの一部にプランター型緑化を取り入れ、季節感のある演出を行いたいという想定。

建物条件(仮定):歩行者動線に面した低層部で、既存の庇・下地を活用できるという仮定。

植栽アプローチ:季節ごとに入れ替え可能な植物を中心としたプランター型システムを想定。

支持構造の要件:プランターの重量に耐える下地・固定金物の確認。

水管理:プランター内蓄水機構、または定期的な手動灌水を想定。

維持管理:季節ごとの植え替えと月次程度の点検を想定。

技術的な制約:歩行者への落下防止対策と固定強度の確認が必要。

想定される次のステップ:施設管理者・植栽供給業者との仕様確認に進む想定。

6. 駐車場構造物の緑化

想定される目的:立体駐車場の外周に緑化を施し、周辺住宅地への景観配慮を行いたいという想定。

建物条件(仮定):鉄骨造の駐車場構造物で、外壁がメッシュ・ルーバー仕上げという仮定。

植栽アプローチ:耐乾性のあるつる植物による登はん型緑化を想定。

支持構造の要件:既存のメッシュ・ルーバーを支持構造として活用できるかを確認。

水管理:自動灌水設備の新設、または簡易灌水を想定。

維持管理:粉塵・排気ガスの影響を考慮した点検頻度の設定。

技術的な制約:車両通行・排気による植物への影響を踏まえた植物選定が必要。

想定される次のステップ:構造物の現況調査を経て、支持構造の適合性を確認する想定。

7. 飲食店外壁の植栽壁

想定される目的:屋外テラス席の背景として植栽壁を設け、店舗の雰囲気づくりに活用したいという想定。

建物条件(仮定):低層部の外壁で客席に近接するため、意匠性・清潔感が重視される仮定。

植栽アプローチ:小規模モジュール型パネルとプランター型を組み合わせた構成を想定。

支持構造の要件:客席動線を妨げない範囲での設置と、軽量システムの検討。

水管理:営業時間外の自動灌水を想定し、排水先の確保が必要。

維持管理:来客の目に触れる場所のため、比較的高頻度の点検・清掃を想定。

技術的な制約:飲食を扱う施設のため、害虫対策や衛生面への配慮が必要。

想定される次のステップ:衛生上の留意点を踏まえた植物選定の詳細検討に進む想定。

8. リノベーション案件の緑化ファサード

想定される目的:既存建物の改修に合わせて緑化ファサードを導入し、建物の価値向上を図りたいという想定。

建物条件(仮定):築年数の経った既存建物で、外装材の劣化や旧耐震基準への対応が課題という仮定。

植栽アプローチ:既存外壁への負荷を抑えた間接支持型の緑化を想定。

支持構造の要件:既存躯体の耐力確認と、改修工事との工程調整が必要。

水管理:改修に合わせた給排水設備の更新を想定。

維持管理:改修後の建物全体の維持管理計画に緑化管理を組み込むことを想定。

技術的な制約:既存躯体の詳細な現況調査(劣化診断等)が前提条件となる。

想定される次のステップ:改修設計者・構造診断の専門家との連携に進む想定。

ブティックホテルの中庭に設置されたリビングウォールのイメージ
※イメージ画像です。検討イメージを示す参考写真であり、実在する施工事例を示すものではありません。
飲食店のテラス席に設置された植栽壁のイメージ
※イメージ画像です。検討イメージを示す参考写真であり、実在する施工事例を示すものではありません。

貴施設に適した検討の進め方をご相談ください

建物の用途や条件によって、適した緑化アプローチや進行のステップは異なります。まずは建物概要と緑化の目的をお聞かせください。