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壁面緑化の計画に役立つチェックリスト・比較ガイド

建物条件の確認から支持構造、灌水・排水、維持管理、ドキュメンテーションまで、壁面緑化を検討する際に確認しておきたい項目を10種類のチェックリスト・ガイドとして整理しました。

ご利用にあたって
以下の資料は、壁面緑化を検討する際の一般的な計画の補助を目的としたものです。建物ごとの条件やプロジェクトの内容によって検討すべき事項は異なるため、個別プロジェクトにおける専門的な確認・判断に代わるものではありません。具体的な検討には、建物条件を踏まえたコンサルティングサービスのご利用、または構造・設備の有資格専門家へのご相談をおすすめします。
資料01

壁面緑化計画チェックリスト

検討の初期段階で確認しておきたい基本事項の一覧です。

  • 緑化の目的は明確か(意匠性の向上、環境配慮の発信、プライバシー確保など)
  • 建物の用途・主な利用者層は把握しているか
  • 外壁の仕様・劣化状況を確認したか
  • 方位・日照条件を確認したか
  • 風環境(特に高層部・突出部)を確認したか
  • 登はん型・モジュール型のどちらが適しているか検討したか
  • 想定する緑化面積・範囲を整理したか
  • 概算予算のイメージを持っているか
  • 竣工後の維持管理体制を想定しているか
  • 関連する法規制・管理規約の確認が必要かどうか

より詳しい分類の考え方は壁面緑化とはのページ、関連記事は壁面緑化の基礎知識をご覧ください。

資料02

緑化ファサードシステム比較ガイド

直接型・間接型・モジュール型の比較要点を整理しました。

直接付着型(つる植物の吸着根・巻きひげ等で外装材に直接付着)

  • 利点:支持構造にかかるコストを抑えられる
  • 留意点:外装材の劣化を早める可能性がある、撤去時の補修が必要になる場合がある

間接支持型(ケーブル・メッシュ・トレリス)

  • 利点:外装材への直接的な付着を避けられる、点検・交換がしやすい
  • 留意点:支持金物の構造検討が必要、固定部の防水処理が必要

モジュール型(パネル・プランター連結)

  • 利点:設置直後から緑化面を形成できる、植物の入れ替えがしやすい
  • 留意点:重量が大きい、給排水・電源の確保が必要、初期コストが高くなりやすい

詳細は緑化ファサード・リビングウォールのページ、関連記事は緑化ファサードとリビングウォールの比較をご覧ください。

資料03

つる植物選定ガイド

植物選定の際に確認しておきたい項目です。

  • 常緑か落葉か(冬季の見た目や印象への影響)
  • 耐寒性・耐暑性は設置地域の気候に適合するか
  • 登はん方式(巻きひげ型・吸着根型・誘引型)は支持構造と合っているか
  • 生育速度と管理負担のバランス
  • 花粉・落葉・匂い等が周辺環境に与える影響
  • 病害虫への耐性
  • 根系の広がりと防水層・配管への影響
  • 入手性・流通状況

詳細はつる植物のページ、関連記事はつる植物の選定ポイントをご覧ください。

資料04

支持構造レビューチェックリスト

支持構造の検討時に確認しておきたい項目です。

  • 支持方式(ケーブル・メッシュ・トレリス等)は決定しているか
  • 想定植物の生育時の重量を見込んでいるか
  • 固定金物の材質・腐食対策は検討したか
  • 外装材・躯体への固定方法は確認したか
  • 風荷重・積雪荷重(該当地域の場合)は考慮しているか
  • 点検・交換のためのアクセス性は確保されているか
  • 構造計算が必要な範囲を特定したか
  • 構造設計の専門家へ確認を依頼するタイミングは明確か

詳細は支持構造のページ、関連記事は緑化壁の支持構造をご覧ください。

資料05

灌水計画ワークシート

灌水計画の検討項目の一覧です。

  • 水源(上水・雨水利用等)は確保できるか
  • 自動灌水か手動灌水か
  • 灌水頻度・時間帯の想定
  • 季節による灌水量の変化を見込んでいるか
  • 配管ルートと既存設備との干渉がないか
  • 凍結対策(寒冷地の場合)
  • 停電・断水時の対応方針
  • モニタリング方法(土壌水分センサー等の要否)

詳細は灌水・排水計画のページ、関連記事は壁面緑化の灌水計画をご覧ください。

資料06

排水計画ガイド

排水計画の検討にあたって確認しておきたい項目です。

  • 想定される排水量(降雨量・灌水量の合計)の把握
  • 排水経路と既存の排水設備との接続の確認
  • 防水層・シーリングとの取り合いの確認
  • 目詰まり防止(落葉・土砂等)の対策
  • 排水先(下水・雨水桝・緑地還元等)の確認
  • 漏水発生時の点検経路の確保
  • 近隣への排水影響の確認

詳細は灌水・排水計画のページ、関連記事は緑化壁の排水計画をご覧ください。

資料07

リビングウォール維持管理チェックリスト

竣工後の維持管理において確認しておきたい項目です。

  • 定期点検の頻度(月次・季節ごと等)を設定しているか
  • 灌水設備の作動確認を行っているか
  • 植物の生育状況・枯死の有無を確認しているか
  • 病害虫の発生を確認しているか
  • 支持構造・パネル固定部の劣化を確認しているか
  • 排水経路の詰まりを確認しているか
  • 植物入れ替えの判断基準を定めているか
  • 高所作業が必要な場合の作業体制を確認しているか

詳細は維持管理計画のページ、関連記事は緑化ファサードの維持管理をご覧ください。

資料08

建物適合性レビューガイド

建物側の条件を確認する際のポイントです。

  • 外装材の種類・状態(タイル・ALC・金属パネル等)
  • 既存の防水層の状況
  • 荷重条件(躯体・バルコニー・屋上等の許容荷重)
  • 給排水・電源設備の有無と位置
  • アクセス条件(点検・施工時の足場・高所作業車の使用可否)
  • 日照・風・降雨等の環境条件
  • 周辺への影響(落葉・越境・近隣への日影等)
  • 関連する建物管理規約・法規制の確認

詳細は建築用途別活用のページ、関連記事は緑化ファサードと建物の安全性をご覧ください。

資料09

建築緑化ドキュメンテーションガイド

必要書類・図面を整理する際の考え方です。

  • 必要な図面の種類(配置図・立面図・断面図等)の整理
  • 植栽表に記載すべき項目(植物名・規格・数量・産地等)の確認
  • 緑化仕様書に含めるべき範囲(施工範囲・材料・管理条件)の明確化
  • 既存資料と現況の整合性の確認
  • 関係者間で共有すべき資料の優先順位の整理
  • 行政・管理組合への提出が必要な資料の有無の確認
  • 資料のバージョン管理方法の取り決め

詳細は建築緑化ドキュメンテーション(サービス)のページ、関連記事は建築緑化の進め方をご覧ください。

資料10

プロジェクト相談準備シート

初回相談の前に準備しておくと、検討がスムーズに進む情報の一覧です。

  • 建物の基本情報(用途・規模・築年数)
  • 緑化を検討している範囲・面積
  • 緑化の目的(意匠性の向上・環境配慮の発信・プライバシー確保等)
  • 既存の図面・写真の有無
  • 概算予算のイメージ
  • 希望する時期・スケジュール
  • 社内外の決裁関係者
  • これまでに検討した緑化方式やシステムの候補

ご相談の進め方全体はご依頼の流れのページをご覧ください。

公共図書館に設置された壁面緑化のイメージ
※イメージ画像です。壁面緑化の考え方を示す参考写真であり、弊社の施工実績を示すものではありません。
大学キャンパス内の建物に施された緑化ファサードのイメージ
※イメージ画像です。緑化ファサードの考え方を示す参考写真であり、弊社の施工実績を示すものではありません。

資料だけでは判断が難しい場合は、個別にご相談ください

チェックリストを踏まえたうえで、建物条件に応じた具体的な検討を進めたい場合は、コンサルティングサービスのご利用をご検討ください。