壁面緑化・建築緑化のコンサルティングサービス
IVY CORE BLENDは、建物条件の確認から緑化手法・植物の比較検討、技術的な要件整理、資料作成まで、壁面緑化プロジェクトの各段階を支援する10のコンサルティングサービスをご提供しています。
10のコンサルティングサービス
各サービスは独立してご依頼いただくことも、プロジェクトの進行段階に応じて組み合わせてご依頼いただくことも可能です。いずれのサービスも、建物条件の確認と関係者との情報整理を中心とした「計画支援業務」であり、構造計算・施工・植物の供給そのものは、必要に応じて適切な資格を持つ第三者と連携して進めます。以下の目次から、ご関心のあるサービスの詳細をご覧ください。
壁面緑化コンサルティング
建物の外壁や外構に壁面緑化を取り入れたいという初期段階のご相談に対応し、建物条件と緑化目的を整理したうえで、適切な緑化手法の方向性を検討するサービスです。
サービスの目的
建物の構造・外装材・立地条件と、緑化によって実現したい目的(意匠性の向上、印象形成、環境配慮の発信など)を照合し、登はん型・モジュール型のどちらが適しているか、またはどのような組み合わせが考えられるかを整理します。断定的な効果を保証するものではなく、現実的な可能性と制約を共有することを目的とします。
主な対象のお客様
新築・改修を問わず壁面緑化の導入を検討している設計事務所、ビルオーナー・不動産管理会社、商業施設・ホテル・医療福祉施設などの運営者。
よくあるご相談内容
「この外壁に壁面緑化は可能か」「どのくらいの期間で緑化面が形成されるか」「建物の用途に合った緑化方法はどれか」といったご質問に対し、根拠のある範囲でお答えします。
確認させていただきたい建物情報
立面図・配置図、外装材の仕様、方位、既存の下地状況、周辺建物による日照・風の影響に関する情報があると、より具体的な検討が可能になります。
技術的な検討事項
外装材への影響、荷重条件、防水層との取り合い、既存設備配管との干渉可能性などを整理します。
相談の進め方
初回ヒアリング → 建物資料の確認 → 現地確認(必要に応じて)→ 緑化手法の方向性の整理 → 報告資料の作成、という流れで進めます。
想定される成果物
建物条件の整理シート、緑化手法比較資料、検討結果の報告書。図面添付の有無はプロジェクトにより異なります。
対応範囲の限界
構造計算、詳細設計、施工図の作成、法令適合性の最終判断は本サービスの範囲に含まれません。
専門家との連携
構造的な安全性の確認が必要な場合は構造設計の専門家、外装材の仕様確認が必要な場合はメーカー窓口との連携を想定します。
お見積りの流れ
建物規模・対象範囲・現地確認の要否に応じてお見積りを作成します。詳細はご依頼の流れのページをご確認ください。
関連する緑化システム・関連記事
関連ページ:壁面緑化とは/緑化ファサード/リビングウォール
関連記事:壁面緑化の基礎知識/緑化ファサードとリビングウォールの比較
緑化ファサード計画
つる植物と支持構造を組み合わせた緑化ファサードについて、直接型・間接型の選択肢を含めた構想段階の計画づくりを支援します。
サービスの目的
建物の外装材特性と求める被覆速度・密度を踏まえ、つる植物の登はん方式(直接付着型/ケーブル・メッシュ等の間接支持型)の方向性を整理します。
主な対象のお客様
新築・既存建物のファサード意匠を検討する設計事務所、既存外壁への後付け緑化を検討するビルオーナー。
よくあるご相談内容
「外壁を傷めずに緑化できるか」「どの支持方式が適しているか」「数年でどの程度被覆されるか」といったご相談です。
確認させていただきたい建物情報
外装材の種類・劣化状況、立面図、既存の金物やタイル目地の状況。
技術的な検討事項
外装材への穿孔可否、支持金物の固定方法、防水層・シーリングとの取り合いを検討します。
相談の進め方
ヒアリング → 外装材・立面確認 → 支持方式の比較 → 植物候補の提示 → 構想資料のとりまとめ。
想定される成果物
ファサード緑化構想資料、支持方式比較表、植物候補リスト。
対応範囲の限界
支持構造の構造計算、施工そのものは含みません。
専門家との連携
構造エンジニア、外装リフォーム業者との調整を想定します。
お見積りの流れ
対象ファサード面積・既存外壁の複雑さに応じて見積りを作成します。
関連する緑化システム・関連記事
関連ページ:緑化ファサード/支持構造
関連記事:緑化ファサードとリビングウォールの比較/緑化壁の支持構造
リビングウォールシステム相談
モジュール型・パネル型・プランター型のリビングウォールシステムについて、建物条件と運用面から比較検討します。
サービスの目的
設置予定場所の屋内外の別、荷重・給排水条件を踏まえ、採用可能なシステムの種類と運用上の留意点を整理します。
主な対象のお客様
エントランスやロビーなど、意匠性を重視する商業施設・ホテル・オフィスの関係者。
よくあるご相談内容
「屋内と屋外でシステムは変わるか」「重量や給排水の条件は」「植物の入れ替えはしやすいか」。
確認させていただきたい建物情報
設置予定壁面の仕様・荷重条件、給排水設備の有無、屋内外の別、空調・照明条件。
技術的な検討事項
システム重量と下地耐力、灌水の均一性、排水経路、屋内設置の場合の防水・結露対策。
相談の進め方
ヒアリング → 設置条件確認 → システム比較 → 植物候補検討 → 概算整理。
想定される成果物
システム比較資料、概念レイアウト案、植物候補表。
対応範囲の限界
パネルの製造・施工、電気・給排水工事そのものは含みません。
専門家との連携
システムサプライヤー、設備業者との連携を想定します。
お見積りの流れ
システム規模・設置環境に応じて見積りを作成します。
関連する緑化システム・関連記事
関連ページ:リビングウォール/灌水・排水計画
関連記事:緑化ファサードとリビングウォールの比較/壁面緑化の灌水計画
つる植物選定
気候条件、曝露条件(日照・風・乾燥)、支持方式に応じた、つる植物カテゴリーの比較検討を行います。
サービスの目的
設置地域の気候や建物条件に適した植物カテゴリーを比較し、生育特性と管理負担のバランスを踏まえた選定の方向性を整理します。
主な対象のお客様
植物選定に専門知識を要する設計者、施工予定業者、ビルオーナー。
よくあるご相談内容
「常緑か落葉か」「耐寒性・耐暑性はどうか」「建物への影響はないか」。
確認させていただきたい建物情報
設置地域の気候データ、方位・日照条件、支持構造の形式、建物用途。
技術的な検討事項
生育速度と管理負担の関係、根の張り方と防水層への影響、落葉・花粉による周辺への影響。
相談の進め方
ヒアリング → 環境条件整理 → 候補種の比較 → 管理負担の説明 → 選定資料のとりまとめ。
想定される成果物
植物候補比較表、生育特性シート。
対応範囲の限界
植物の調達・植栽工事そのものは含みません。
専門家との連携
植栽施工業者、必要に応じて造園の専門家との連携を想定します。
お見積りの流れ
検討対象種数・調査範囲に応じて見積りを作成します。
関連する緑化システム・関連記事
関連ページ:つる植物/壁面緑化とは
関連記事:つる植物の選定ポイント/壁面緑化の基礎知識
緑化スクリーン計画
目隠しや意匠的な遮蔽を目的とした独立構造の緑化スクリーンについて、設置位置・構造・植物の組み合わせを検討します。
サービスの目的
建物本体への固定を最小限に抑えた独立構造による緑化スクリーンの構想を整理し、遮蔽目的と景観配慮を両立する方向性を検討します。
主な対象のお客様
駐車場・設備置き場の遮蔽を検討する施設管理者、プライバシー確保を目的とする住宅・商業施設の関係者。
よくあるご相談内容
「建物に固定せずに設置できるか」「賃貸物件でも導入できるか」「どの程度の高さ・密度が必要か」。
確認させていただきたい建物情報
設置予定場所の図面・写真、遮蔽したい対象、敷地の制約条件。
技術的な検討事項
独立構造の安定性、風荷重、植物の登はん誘引方法。
相談の進め方
ヒアリング → 設置場所確認 → 構造形式の検討 → 植物候補提示 → 構想のとりまとめ。
想定される成果物
スクリーン構想資料、構造形式比較、植物候補リスト。
対応範囲の限界
構造物の製作・設置工事そのものは含みません。
専門家との連携
構造物製作業者、造園施工業者との連携を想定します。
お見積りの流れ
設置範囲・構造の複雑さに応じて見積りを作成します。
支持構造相談
ケーブル・メッシュ・トレリスなど、支持方式の比較検討と、構造エンジニアリングが必要な範囲の整理を行います。
サービスの目的
建物の外装材・荷重条件と、想定する植物の生育規模を踏まえ、適用可能な支持方式を比較し、構造専門家による確認が必要な範囲を明確にします。
主な対象のお客様
構造的な安全性の検討が必要な設計事務所・ビルオーナー。
よくあるご相談内容
「既存外壁にどの支持方式が適用できるか」「構造計算は誰が行うか」「経年劣化への対応は」。
確認させていただきたい建物情報
立面図、外装材仕様、想定する植物の重量・生育規模。
技術的な検討事項
荷重伝達経路、固定金物の腐食対策、点検のしやすさ。
相談の進め方
ヒアリング → 支持方式比較 → 荷重条件の概略整理 → 構造専門家への橋渡し。
想定される成果物
支持方式比較資料、概略検討メモ(詳細な構造計算は含みません)。
対応範囲の限界
構造計算書の作成、構造の最終承認は構造設計の専門家の業務です。
専門家との連携
構造設計事務所、金物製作業者との連携を前提とします。
お見積りの流れ
支持方式の候補数・対象面積に応じて見積りを作成します。
関連する緑化システム・関連記事
関連ページ:支持構造/緑化ファサード
関連記事:緑化壁の支持構造/緑化ファサードと建物の安全性
灌水・排水計画
灌水設備の方式比較と、排水・防水計画との取り合いを整理し、関係者間の調整を支援します。
サービスの目的
植栽範囲・気候条件に応じた灌水方式を比較し、排水経路と既存の防水計画との整合性を整理します。
主な対象のお客様
灌水設備の新設・改修を検討するビルオーナー・設備設計者。
よくあるご相談内容
「自動灌水は必要か」「排水はどこに流すか」「既存の防水層への影響は」。
確認させていただきたい建物情報
給水・排水設備の既存状況、植栽範囲、気候条件(降雨量等)。
技術的な検討事項
灌水の均一性、過湿による根腐れリスク、排水経路と既存防水層の取り合い、寒冷地における凍結対策。
相談の進め方
ヒアリング → 既存設備確認 → 灌水方式比較 → 排水計画整理 → 調整資料の作成。
想定される成果物
灌水・排水計画整理資料、設備要件リスト。
対応範囲の限界
灌水設備の設計・施工そのものは含みません。
専門家との連携
給排水設備業者、灌水システムサプライヤーとの連携を想定します。
お見積りの流れ
植栽範囲・既存設備の状況に応じて見積りを作成します。
維持管理計画
竣工後の点検・剪定・灌水確認・植物入れ替えなど、継続的な維持管理の体制づくりを検討します。
サービスの目的
緑化方式・設置範囲・アクセス条件を踏まえ、点検頻度や管理項目を整理し、長期的に運用可能な維持管理体制の検討を支援します。
主な対象のお客様
すでに緑化を導入済み、または導入予定で長期運用を見据えるビルオーナー・施設管理会社。
よくあるご相談内容
「どのくらいの頻度で手入れが必要か」「高所作業はどう対応するか」「植物が枯れた場合は」。
確認させていただきたい建物情報
既存または計画中の緑化方式、設置範囲、アクセス条件(高所作業の要否)。
技術的な検討事項
季節ごとの管理内容の変化、支持構造・灌水設備の点検サイクル、植物入れ替えの手順。
相談の進め方
ヒアリング → 現況確認 → 管理項目整理 → 頻度・体制の検討 → 維持管理計画書の作成。
想定される成果物
維持管理計画書、点検チェックリスト、年間スケジュール案。
対応範囲の限界
実際の剪定・点検作業、高所作業そのものは含みません。
専門家との連携
植栽管理業者、高所作業の資格を持つ専門業者との連携を想定します。
お見積りの流れ
管理範囲・点検頻度に応じて見積りを作成します。
関連する緑化システム・関連記事
関連ページ:維持管理計画
関連記事:緑化ファサードの維持管理/緑化ファサードと建物の安全性
建築緑化ドキュメンテーション
緑化計画に必要な図面・植栽表・仕様書等の作成を支援し、関係者間で共有できる資料として整理します。
サービスの目的
これまでの検討内容を、施工業者や行政・管理組合など関係者間で共有できる形式の資料として整理し、情報の抜け漏れを防ぎます。
主な対象のお客様
社内外の関係者・行政・施工業者との情報共有が必要なプロジェクト関係者。
よくあるご相談内容
「どんな資料があれば施工業者に発注できるか」「植栽表には何を記載すべきか」。
確認させていただきたい建物情報
これまでの検討資料、設計図面、植物・システムの選定状況。
技術的な検討事項
図面と現況の整合性、植栽表の記載項目(植物名・規格・数量等)、仕様書の範囲の明確化。
相談の進め方
ヒアリング → 既存資料整理 → 不足項目の洗い出し → 資料作成 → 関係者レビュー。
想定される成果物
植栽表、緑化仕様書案、概念図(詳細な施工図は含まない場合があります)。
対応範囲の限界
確認申請等の法的手続きの代行、詳細施工図の作成は含みません。
専門家との連携
設計事務所、施工業者、行政窓口との調整を想定します。
お見積りの流れ
必要資料の種類・分量に応じて見積りを作成します。
緑化プロジェクトコーディネーション
設計者・管理会社・サプライヤー・有資格業者など、緑化プロジェクトに関わる複数の関係者間の情報整理と調整を支援します。
サービスの目的
複数の専門領域が関わるプロジェクトにおいて、役割分担と情報伝達の経路を整理し、進行を円滑にすることを目的とします。
主な対象のお客様
複数の専門業者が関わる規模のプロジェクトを進めるビルオーナー・施設運営者。
よくあるご相談内容
「誰にどこまで依頼すればよいか」「関係者間の情報共有はどう進めるか」。
確認させていただきたい建物情報
プロジェクトの関係者一覧、スケジュール、これまでの検討資料。
技術的な検討事項
各専門領域(構造・設備・植栽・施工)の役割分担の明確化、情報伝達の抜け漏れ防止。
相談の進め方
ヒアリング → 関係者整理 → 役割分担の整理 → 進行管理資料の作成 → 定例での状況確認。
想定される成果物
関係者・役割整理表、進行スケジュール案、課題管理シート。
対応範囲の限界
各専門業者との契約代行、工事監理そのものは含みません。
専門家との連携
構造エンジニア、灌水・設備業者、植栽供給業者、有資格施工業者全般との連携を想定します。
お見積りの流れ
関係者数・プロジェクト規模に応じて見積りを作成します。
関連する緑化システム・関連記事
関連ページ:建築用途別活用/維持管理計画
関連記事:建築緑化の進め方/緑化ファサードと建物の安全性